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サブサハラアフリカ農村部では、衛生的な水にアクセスできず、村から離れた不清潔な溜池で水を汲んで生活をしている人が多くいます。そして、水汲みのために遠くの地まで子どもや女性が足を運ばなければならないことによって二次的被害を生んでいます。
不清潔な水による健康被害
野生動物も使うような不清潔な水により下痢が蔓延しており、子どもの場合は命を落とすこともあります。
毎日遠くの水源へ水を汲みに
多くの場合子どもや女性が毎日何時間もかけて水汲みに行っており、学校に行く時間や女性が働く機会を失っています。
レイプや野生動物による危険
水汲みに行く子どもや女性は、その道中レイプのリスクや野生動物、蛇に襲われる被害に遭うこともあります。
不衛生な水が主な原因で毎日800人以上の乳幼児が死亡している
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政府や国際援助により、水環境の整備が進められてきましたが、井戸の「設置」が主な内容であり、設置した井戸を継続的に活用できる環境が整えられてきませんでした。
水道整備の障壁
水道の整備には多額の資金、技術力、長期の工事期間が必要となるため、水道の整備が難しい現状があります。
井戸設置後の管理体制不足
水道の代わりに設置が進んだ井戸ですが、設置後の管理体制が十分ではなく、多くの井戸が数年で壊れ、放置されています。
住民の支援慣れ
外部からの支援で井戸の設置が進み、住民は自分たちで井戸を維持するという意識を持つことが難しい現状があります。
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政府や国際援助によって設置された井戸の維持管理は村の人々に一任されており、井戸の利用料が適切に回収できないことにより、壊れた井戸を修理できないまま放置するしかないという状況に陥っています。
横領が横行する現金制
支払い方法が現金であるため、横領などの不正が起こっています。
不公平な月額制
各家庭によって水の利用量が異なるため、不公平さを感じて料金を払いたくない・払わないという人が出てきています。
強制力のない徴収システム
村の代表が料金回収を行っているため、強制力がなく、フリーライダーが横行しています。
安全な水にアクセスできない人が未だ多く存在している主な要因は、
設置後の井戸の維持管理が機能していないこと。
維持管理がされれば、これまで設置した井戸が稼働し続け、
より多くの人が安全な水にアクセスすることができます。
SOLUTION
井戸の維持管理を可能にする
料金回収システム
SUNDA
井戸用スマートメーターとオンライン決済システムの組合せで、
“Pay-as-you-fetch”型の料金回収の仕組みを構築。
これまで問題となっていた料金回収の問題に対して、SUNDA を井戸に設置することで、
井戸の料金回収が継続的に確実に実施できるようになります。
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